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筋トレしていく上で、皆さんはどのような目的で筋トレを始めようとしているのだろうか?
それによっては、筋トレしていく上での目的も断然変わってきます。

見映えのいいマッチョを目指しているのか?
スポーツを楽しむための身体を手に入れたいのか?


実は目的によっては、筋トレの仕方も異なるということがあるのです。
今回は『筋トレの目的をハッキリと決めているだろうか?』をご紹介していきます。





あなたはどんな目的で筋トレをしようとしたのだろうか?
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そこで皆さんは、どのような目的があって筋トレを始めようとしていたのでしょうか?
いろんなキッカケがあるかもしれませんが、筋トレの目的を大きく2つに分けていきます。

・筋肉を大きくする(筋肥大)
・筋力を強くする(筋力増強)


逞しい大胸筋、美しく割れた腹筋、盛り上がった上腕筋など、見た目に表れるのは『筋肥大』
多くの人はこういったものを目指して、一生懸命に筋トレを励んでいるのではないでしょうか?

逆に以前よりも重い重量を持ち上げる、以前よりも速く走るといった筋肉が持つパワーそのものを底上げが『筋力増強』
試合での勝利や記録更新を目指すアスリートが中心となって取り組んでいくやり方だ。

仕事でもスポーツでも、まずは目的とするものを決めて、その分野で定められたルールや仕組みを理解し、
戦略的に手段を選択していかないと、課題を解決して成功をつかむのは不可能ということになる。

だからこそ、まずは筋トレする上での目的を明確にしないといけません。








『mTOR』が筋タンパク質の合成のスイッチ
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近年、スポーツ科学の分野には分子生物学や生体力学、脳科学など、他分野の最新研究が導入されるようになっていき、
従来では分からなかった筋肥大や筋力増強のメカニズムが解明されつつあるのです。

まずは、『筋肥大のルール』についてみていきましょう。

筋肉は、数千から数十万本という筋繊維が束になって形として出来上がっています。
筋肥大には、筋繊維の一本一本を肥大させていくことで生じていきます。

筋繊維は1つの筋細胞が細長くなったもので、アクチンとミオシンといった筋タンパク質からできており、
筋繊維の肥大は筋タンパク質の合成によってもたらされます。

筋タンパク質は24時間、常に『合成』と『分解』を繰り替しています。

普段、私たちの身体は食事などで十分な栄養を摂ることで、筋タンパク質の合成と分解が均一に保たれ、
現状の筋肉量を維持することが出来ています。

食事+筋トレを行えば、筋タンパク質の『合成』が『分解』を上回るようになっていき、
筋繊維が肥大していくということになってきます。


そこでどうすれば、私たちの身体は積極的に、筋タンパク質を合成してくれるようになるだろうか?
そのカギを握っているのが『mTOR』ということになるのです。

『mTOR』というのは、細胞の増殖や分化、自食作用などをコントロールする重要な役割を持っています。

例えば…筋トレでダンベルを身体に引き寄せるように持ち上げるとき、
上腕二頭筋(上腕の前面)の一本一本の筋繊維が収縮し、大きな力が発揮されます。

この筋繊維の収縮が、筋タンパク質の合成を促進させるスイッチになるわけなんです。









筋トレにおいて『総負荷量』で筋肥大が決まってくる。
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筋トレする上で意識しているのが、高強度の重量で筋トレをするということだろう。
しかし…身体への負担が大きい高強度の筋トレは、初心者や未経験者、高齢者にとっては負担が大きいものだ。

当然、そういった高強度をしたあとは「辛い」「苦しい」を伴ってしまうので、
筋トレを続けていく上では、モチベーションにも大きく影響されるものだ。

ところが近年では、低強度の筋トレでも『ある条件』を満たせば、高強度筋トレと同等の効果が得られるというのが分かっている。
アミノ酸のトレーサーを用いた新たな測定技術が研究に応用され、筋タンパク質の合成作用を直接的に測定できるようになった。

これによって従来の“常識”を打ち破る新たな発見が報告されたのです。
・低強度の筋トレでも、『総負荷量』を高めることで高強度トレーニングと同等の筋肥大の効果が期待できる。
・総負荷量は、筋トレの強度(重量)×回数×セット数によって決まる。


筋トレはキツくて当たり前のことですが、総負荷量のトータルで見ると筋肥大に繋がらないかもしれません。
少し重量を落として、筋トレすることで総負荷を稼ぐことも出来てなおかつ、モチベーション維持にも繋がります。







まとめ
  • あなたが求める筋トレ目的は何か?
  • 『mTOR』が筋タンパク質の合成スイッチ
  • 筋トレにおいて『総負荷量』が筋肥大が決まってくる。

今回は『筋トレの目的をハッキリと決めているだろうか?』というのをご紹介させていただきました。
筋肉を大きくする(筋肥大)or筋力を強くする(筋力増強)によっては、筋トレ方法も断然違います。

筋肉を大きくするなら『総負荷量』を稼いで、筋肉に刺激を与えて大きくしていく。
筋力を強くするなら『筋神経』を強くさせるために、常に重いものを求めてどんどん負荷に慣れさせる。


その2つをハッキリすれば、筋トレとしてのやり方が明確になってきます。
どれか1つ決まれば、筋トレにおいてやり方も断然変わってきますので、頑張っていきましょう。